最終更新日:2021/07/11


解明委員会 予定/記録

活動記録 バックナンバー 1

設立記念講演会(2020年11月21日)東京

設立記念講演会案内講演タイトル
  1. 記紀神話を歴史として読む
    講師:丸地三郎(古代史研究家、本会副会長)
  2. 邪馬台国九州説の展望
    講師:河村哲夫(歴史作家、本会副会長)

解明委員会の方向性を示す内容が含まれます。解明活動の一環ですので、是非、講演会記録をお読み下さい。

会場
きゅりあん(品川区・大井町)

解明委員会「古代史研究の方法論」2020年12月東京開催

議事は、

以上の説明を行い、出席者から自己紹介と意見を求めた。

なお、丸地より説明が行われた古代史解明の方法論(たたき台)に関しては、当日の録画では有りませんが、再演し、YouTube の動画としてご覧頂けます。
★ 動画 YouTube 動画リンク → https://youtu.be/9dWRh9ZzJdY

幾つか、具体的な提案・意見が上がったので記す。

  1. 縄文時代から弥生時代への変革の時期について。弥生以降の時代に大きな影響を与えたことなので、取り上げを要請する。
    • 事務局より、日本人の起源の中で、弥生渡来人を大きなテーマと見ており、取り上げる予定している。大きな影響を与えたこと認識しており、重要なテーマと理解している。
    • 日本人の起源の中で取り上げて下さいと了承。
  2. 古事記・日本書紀の取り扱いについて、二人の方から同様の発言があった。時の官僚が行った作文=公文書が、記紀のベースになっているはず。現在の公文書も、ウソが含まれており、古代でも同様であったと推測される。文献史料をして取り上げる場合には、十分に留意すべきだ
  3. 古事記・日本書紀に関しては、どなたかが、その成り立ちや、留意点をまとめて、レポートし、それを理解した上で、論議に入った方が良い。
  4. 根拠となる事実を示すとのことだが、それが根拠となっているのか、根拠のある論旨なのかの判定は、誰が行うのか? との質問が出た。 
    • 事務局丸地の方からは、誰か特定の人が判定することは考えない。複数の答えが残る可能性があり、どうしても一つの答えに集約させるようなことは行わないと回答。
  5. 文字ばかりの羅列では無く「図表・グラフ・地図化」することで、認識の共有を図ることが提起されたがこの中で、地図化に関しては、Googleの地図アプリを使う方法が有り、使いやすいことが示された。

    この提案に関しては、後日、地図アプリ(Google Map (API)/Google Earth)を利用する方法について、取りまとめ、ガイドとなる資料がアップされたので、それをご覧ください。
    「Google サービスで歴史研究」のページ(野口理事のWebサイト)

◆ 次回の「日本人の起源」について
  1. 本日の「古代史研究の方法論(たたき台)」に沿って、運営することとする。
  2. 日本人の起源に関して、概要と課題・関連学問などをレポートする人を求めたが、手を挙げる人が居なかったため、丸地がレポートすることとした。
  3. 次回開催は、新型コロナウイルス感染拡大の恐れがあるため、全面的にオンラインでの会議とすることが提案され、了承された。

時間的には余裕がありましたが、以上をもって終了としました。

解明委員会「日本人の起源」2021年1月 オンライン開催

議事は、

等枠組みを示した。

今後は、特定のテーマを定めて、開催して行くこととなった。

解明委員会は月1回のペースを予定しているが、当面はこれ以上の回数は難しい。

次回(日本人の起源は)7月で、テーマは「沖縄の古代歴史の真実は?」と決定。

丸地が基本レポートを行うこととした。

◆ 動画と資料

解明委員会「弥生時代から古墳時代」2021年2月 オンライン開催

2021年2月27日第3回解明委員会(テーマ:弥生時代から古墳時代)は、13:00~15:50分オンラインで開催された。出席者13名。

議事は
  1. 1) 丸地より「弥生時代から古墳時代」の基本レポート説明が行われた。1時間50分。
  2. 2) 山内氏より「-論点-」の提示が行われた。
  3. 3)説明・提示に付き、意見が交換された。
  4. 4) 次回以降のテーマ・発表者が選定された。
1)の基本レポートの内容
2)の論点の内容
  1. 國際情勢(大陸・半島の動向)との関係
  2. 小国家の形成・倭国登場(~2C)
  3. 大和王権
    纏向の状況 北九州との関係 出雲との関係 半島との関係
    大和王権の実像 通説よりはるかに強大な軍事・経済力、権力

について資料を見せ、説明。

3)意見交換
4)次回のテーマなど

テーマは、神武東征とし参加者から3者が話すこととなった。

  1. 古事記・日本書紀の違いなど論点・材料を提示。
  2. 自作の動画を示し、たたき台として出す。
  3. 20分ほどまとめ、話す。
動画と資料

解明委員会「邪馬台国論」2021年3月 オンライン開催

2021年3月27日第4回解明委員会(テーマ:邪馬台国論)は、13:00より15:50オンライン開催された。 出席者 14名。

資料配布
  • 基本レポートの資料36頁を、1週間前に委員会メンバーに、ネット配布。
  • 「邪馬台国論-論点 」とする資料を、前日にネット配布。
議事は、
  1. 1) 丸地より基本レポート「邪馬台国論」邪馬台国の探し方の説明が行われた。時間は1時間30分。
  2. 2) 山内氏より「-論点-」の提示と説明が行われた。約20分
  3. 3) 説明・提示に付き、意見が交換された。
  4. 4) 次回以降のテーマ・発表者が選定された。
1)の基本レポートの内容:

*邪馬台国論に関しては、江戸時代から300年検討されてきたが、答えが出ない。従来と同じような方法で検討しても、同じ結果が予想される。距離・方位だけでない探し方を提示し、検討する。

*基本レポートに入り、

  1. 1) 魏志倭人伝より後の中国史書の資料批判を行った。
    1. ① 邪馬台国vs邪馬壱 問題の解明を、史料批判と文献整理により行った。
    2. ② 後漢書・宋書・梁書・隋書の史料批判を行い、魏志と異なる部分に関して、新規情報に基づいて記述されたと推察できないため、信憑性に欠けることが示された。
    3. ③ 梁書・北史・翰苑・太平御覧について、信憑性が無いことが具体例をもって示された。
  2. 2) 魏の公式使節について検討を行った。
    1. ① 漢の時代・三国時代の事例を検証して、魏の使者の人員規模を推定した。500名から数千人規模と推定
    2. ② 中国国王が派遣した正式の外交使節としての、目的を明示し、一般的な外交使節訪問の計画立案・配慮すべきこと、相手国との情報交換など、使節団の概要を検討した。
    3. ③ 倭国側の対応・待遇について検討し、最恵国待遇を想定した。
    4. ④ 魏の使節のコース設定を検討
      • ☑ コース検討には、倭国の情報提供や最適コースの提案もあったと推定。
      • ☑ 複数の大型帆船の使用を推定
        • ➤ 当時の中国の帆船の規模、実績、造船遺跡から大型帆船の規模を推定。
    5. ⑤ 魏の使節が、邪馬台国の女王に面会しなかったとする説は、有り得ない、意味のない説であることを検証。
  3. 3) 人口論
    1. ① 小山修三氏外の人口論では、弥生時代の人口:九州で10万人とされるが、倭人伝の戸数から推定される人口50万人以上との記述を見ると、倭人伝の記述は、誇張が過ぎる、虚偽だとする説について検証。
      • ☑ 小山修三氏の理論的根拠が、当時発見されていた遺跡数・密度と規模に準拠していたことを示し、1978年当時の北九州の発見遺跡数と現状の遺跡数の大幅な増加を考慮すると、50万人は誇張・虚偽とは言えないことを検証。
  4. 4) 魏の使者の旅程検討の留意事項
    1. ① 使節の規模検討から、500名以上の団員規模を前提とすること。
    2. ② 大型帆船で九州に到来。
    3. ③ 事前に、魏側と倭国側で十分な計画が練られた安全で最適なコースが練られたこと。
2)論点の内容
  1. 国際情勢と「倭国」をめぐる戦略環境 ・・・・・・ 魏の対呉戦略
  2. 『倭人伝』 編纂の背景 ・・・・・ 司馬懿の功績・晋の正統性の強調
  3. 『倭人伝』 
    1. ① 原文解釈の壁-中国専門家の解釈との齟齬
    2. ② 景初二年・三年問題
    3. ③ 上陸地
    4. ④ 「女王卑弥呼」に対面せず?
    5. ⑤ 張政の派遣 ・援軍要請 ・卑弥呼の死 ・その後の倭国の動向
3)意見交換
4)次回のテーマなど

以上でこの日の解明委員会は終了。

動画と資料