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資料となるサイト/サービス
- 海上保安庁 海洋状況表示システム「海しる」
https://www.msil.go.jp/msil/htm/main.html?Lang=0 -
初期画面ではレイヤーがいろいろ表示されて訳がわかりませんが、等深線の画面にするには、画像1のように、
- 地形・地質 ➡ 等深線
- 経緯度・グリッド ➡ 経緯度線
の2つに取捨選択すると良いでしょう。不要なレイヤーは、「ゴミ箱」アイコンをクリックすると消えます。
等深線は、縮尺に応じて表示されます(右上の画像では100mごと)。上部「共有」メニューを使うと、他の人に表示 URL を知らせたり、地図1のように HTML ファイルに iframe 要素で水深地図を埋め込んだりできます。
- 地理院地図 / GSI Maps「電子国土Web」
https://maps.gsi.go.jp/ -
左上の「地図」ボタンをクリックすると表示されるメニューを、「標高・土地の凹凸」➡「自分で作る色別標高図」と辿ると、地図を標高別に好みの7段階で着色できます。カラーだけでなく、モノクロ、単色カラーも選べます。カラーの場合は色の選択ができ、グラデーションを付けることもできます。
具体的な用途としては、遺跡の案内図だけでなく、縄文海進のように海水面が数メートル上昇したらどうなるかというシミュレーションにも使えます。
▶遺跡案内図向け色カスタマイズの例
(上越市斐太遺跡周辺を表示)「共有」機能を使うと、表示データの URL だけでなく、Facebook や twitter への投稿、画像としての保存、地図の QR コード表示、HTML としての保存、iframe 要素でのソースを選択できます。
- 産総研「地質図 Navi」
https://gbank.gsj.jp/geonavi/ -
いろいろな地質データを表示できるので、どう使ったら良いのか迷ってしまうと思いますが、オススメは「海面上昇シミュレーション」です。海水面が上昇したときだけでなく、低下した時の陸地も表示できます。
「データ表示」➡「地形」アイコンをクリック ➡「海面上昇シミュレーション」と進みます。背景画面のデフォルトは「グーグル航空写真」ですが、画面右上の「背景画像」ボタンをクリックして「地理院地図」に変更するのが一番見やすいようです。
氷河期中の東アジアの海水面低下 powered by 地質図 Navi
灰色の部分が各時代に陸地化していた大陸棚です(クリックすると拡大)。日本人の起源を辿る際の参考になるでしょう。
- 注 意
-
上記のサイト/サービスを利用して画像を作成する場合、出典がわかるようにし、加工した場合は加工したことを明記して下さい。産総研に関しては、ライセンス関係の注意事項が次のページで説明されています。
▶ https://www.gsj.jp/license/license.html