最終更新日:
2024/02/21

古代史を解明する会(解明委員会)

活動記録 バックナンバー 7

38.「文献と考古資料の対応:天孫降臨・日向三代」をふまえての意見と議論(2024年2月10日)

第38回古代史を解明する会は 2024年2月10日 13:00 よりオンライン開催された。出席者9名 

テーマ
「文献と考古資料の対応:天孫降臨・日向三代」をふまえての意見と議論

2024年1月の報告「文献と考古資料の対応:天孫降臨・日向三代」が時間の都合上、質疑時間が取れなかったため、意見発出と質疑応答が行われた。

<構成>
  1. 丸地三郎氏による1月報告のまとめ
  2. 質疑応答
<1 丸地三郎氏による1月報告のまとめ>

略(37回報告をご参照

<2 質疑応答>
  • Q 北部九州が古代史の中心なら、鹿児島等の史跡はどう位置づけるのか?
  • A 甕棺等の所在を見ると、天孫族は熊本以北にいたと考えられる。
  • Q 宮崎の史跡・伝承は後に作られたということか?
  • A 江戸時代に創作されたと思う。かつて宮崎の県令が調べたが古いものがないことが分った。
  • Q この説は、先にストーリーを作って記紀をそれに合わせて解釈を変更しており、論理的におかしいのではないか。また魏志倭人伝の卑弥呼と倭国大乱の関係はどうなるか?アマテラスは天武朝の政治情勢でつくられたとか、伊勢神宮に天皇が参拝していないとか、アマテラスはもともと男性だとかいうこともある。
  • Q 出雲族、天孫族の定義も慎重に行うべき。
  • Q 天孫族と出雲族の鉄の生産量は全体生産量が同じだからといって、一箇所での量は同じとは限らない。日露戦争時はロシヤの国力が勝っていたが、戦争は日本が勝った。
  • Q 天孫降臨と邪馬台国の関係は?
  • A 倭国大乱は3世紀の220年頃。神武東征後の北部九州の留残部隊が邪馬台国。よって記紀には書かれない。
  • Q 邪馬台国は北九州勢力だが、神武は中国から来た可能性はある。
  • Q 卑弥呼=アマテラス説はどう考えるか?
  • A 同一人物なら記紀に書かれるはず。また時代的にも合わない。
  • Q 邪馬台国は国邑に過ぎない。倭国として考えるべき。
  • Q 天孫族に他の地域に同調者はいなかったのか?
  • A 全国に天孫族は広がっていた。その後出雲族が来て戦争になった。南部九州は縄文人がいて、弥生人は入っていけなかった。
  • Q 古代史復元には文献批判をもっとすべき。
動画と資料
➤ 動画 YouTube 動画リンク
  • 「文献と考古資料の対応:天孫降臨・日向三代」をふまえての意見と議論 115分
    https://youtu.be/GFFQMhMB2w0
➤ 資料